2012年3月8日木曜日

任国外旅行(フィジー編)

バヌアツ出国の頃、またもや台風が近づいていた・・・。
リコンファームしたら、予定通りって言われたのに。。。
空港へ向かうバスの運転手が『飛行機は全部キャンセルだ』というのでドキドキ。
この日、バヌアツ国内線はオールキャンセル。
国際線も一部キャンセル。。。
そんな中、フィジー行きは、予定通りのフライト。
良かったー!!

ちなみに日本からの友達とは、バヌアツでバイバイしたのだけど、
友達は、台風の影響でまたもやフライトがキャンセルになり、
一日足止めとなってしまったらしい。。。
ほんと、踏んだり蹴ったり。
恐るべし雨季、というか、今年の雨季は、ひどすぎた。。。
(バヌアツは、もともと台風が多いらしいけど。)


到着したフィジーは、とっても天気が良くて、
久しぶりにまぶしい夕日を見た。
予約してた宿で送迎をお願いしてたのだけど、
待っていてくれたスタッフがピジン語を話せたので、
なんだかちょっとホッとしたりして。

フィジーの人口の40%は、インド人。残りのほとんどはフィジー人。
インドで生まれたインド人ではなく、フィジーで生まれたインド人らしい。
でも、文化が織り交ざっているので、ソロモンとバヌアツとは、
雰囲気が全然違う。
でも、インド人とフィジアンが結婚したりすることはほとんどないらしい。
それは、インド人の国民性が影響しているのか・・・は不明。
(ソロモンには、政府の移住計画でキリバス人がいるのだけど、
彼らは、この何十年かでほぼソロモン人化している印象。
キリバス人とソロモン人の夫婦もたくさんいるし。)
インドっぽいバスがいっぱい走ってる!!
そして、フィジーは都会だった。。。(ソロモン基準)
でも、海はソロモンの方が断然キレイ。(フィジーも離島へ行けばキレイらしい。)

国際空港のあるNADIで1泊して、翌日、コロトンゴヘ。
レセプションがとてもさびれていて大丈夫かなぁという感じの宿だったけど・・・
ミニキッチン付きのプールに面した部屋。


ちょっとアパート的な感じで、窓を開けていると外から丸見えで
プライバシーがない感はあるけど、窓越しに挨拶したり、ほのぼのして、
何もやる気がおきないくらいホッとできた。
キッチンに一通りそろってたから自炊してまったり。

坂を下れば海、キレイな夕日を堪能した。
周りに何もないけど、ゆっくりした長期滞在にぴったりな感じ。
残念ながらたったの2泊だったけど。
泊まってたのは、私と、世界一周中のドイツ人ご夫婦。
日本人の世界一周は、オセアニアをスルーの人もいるし、
大洋州組み込む人少ないから、なかなかおもしろいなぁと思った。


宿のお隣の家のベビーシッターさんの家で、カバをごちそうになった。
カバとは、胡椒科のヤンゴナの根を乾燥・粉末させたものを水でとかしたもので、
フィジー式のアルコールのようなもの。
ちなみに、バヌアツ人も愛用していて、フィジーのものより濃いらしい。
アルコールとは逆で沈静効果がある飲み物らしいけど、
大量に飲んだわけではないし、特に気分の変化はなし。
舌がピリピリしたくらい。
楽しい交流でした☆
飲み方が与論島献法と似てた!!(知ってるかな?)



シンガトカ砂丘公園に行ったり(大きく想像しすぎた・・・。)、


ヒッチハイクしてみたり、

シンガトカのヘルスセンターに突撃見学行ったり、
(ウエルカム!!な感じは、大洋州共通。)


近くのカフェで一人飲みしたり、
(語学教師のオージーとほとんど話してたけど。。)

街を案内してやる、夕食に招待するとか・・・
宿のセキュリティーの人が何を断っても誘ってくるのが、
ちょっと鬱陶しかったのだけど、(こういうアジア的なしつこさ久しぶり。)
楽しいコロトンゴ滞在でした。

スバへ向かう途中、パシフィックハーバーへ寄り道。
バスが飛ばしまくりで、くねくね、穴ありで・・・
意外と揺れる。
去年フィジーへ来た同僚が、まるでジェットコースターに乗ったかのような
感想を聞かせてくれたのだけど、まさにそんな感じだった。
ソロモンはもっと道が悪くて、スピードなんて出せないからね。。。

バスを降りてすぐに、日本人の方に出会い、
自家製パパイヤとパイナップルとアボガドをご馳走になった。
いろいろと話をしていたら・・・
某国SVのOVの方でした。
食べ終わったパパイヤとアボガドの種は、敷地に植えて、
そういうのって素敵だなぁと思った。
次につなぐってことね。
黒すぎて、東南アジア人と間違われたけど・・・(笑)。
それからスバへ。
1時間くらいバスがつかまらなくて、
雨の中バックパックを背負って待ってた。

スバは、今の私からしたら大都会。
バスターミナルは混沌としたインドの雰囲気(インド行ったことないけど。)。


久しぶりの人ごみにちょっとドキドキしてたら、ガッ!!と腕をつかまれた。
びっくりして振り向くと、コロトンゴの宿で泊まり合わせたドイツ人ご夫婦だった。
こういう偶然の再会があるから、旅は楽しくなる。

OPA的な(なぜか基準が大阪なのだけど。。。笑)タプーで
同期との待ち合わせ。なんだか都会的だった。
スバには、シネコンがある!
(6つのシアターがあって、3Dだって見れるし、新しい映画も上映してる。
凄すぎる!!しかも300円くらいで見れる。羨ましい!!)
ハッピーアワーで生ビールが安く飲める!!
スーパーがいっぱいある!!
たまねぎ・にんじん・じゃがいもが安い!!
ヨーグルトが売ってる!!
スタバみたいなカフェがある!!
いやー、日本から行ったらそこまで思わないかもしれないけど・・・
ただいまソロモン基準の私には、とにかく都会だった。

スバでは、同期と再会!!
2人とも元気そうで何より。
語学クラスで一緒だったテルさんにたくさんお世話になって、
(感謝してます!! 本当にありがとう。)
たくさんのフィジー隊員の人と話せたし、
おいしいフランス料理(美味すぎた!!家庭で作ってもプロはプロ!!)や


韓国料理、インドカレー食べたり、フィジー料理味見したり。
街をゆっくり散歩したり(散歩が心地よいのは、調子の良い証拠。)、
兵隊さんと写真撮ったり、

『Bula!!(こんにちは。)』って挨拶すると、ボソっと返してくれるのがキュート☆

同期SVのケンゾーさんご夫婦においしいご飯ご馳走になったり
(絹豆腐、冷やし中華、自家製納豆、(大好きな)サーモンなど)
どれもこれも、ホッとする味でおいしかった☆


基本的には、飲んで食べてばっかりだったけど・・・
フィジーの話をたくさん聞けて、おもしろかったスバ滞在。

そしてNADIに戻った。
バスで隣だったおじさんは、いきなり障碍者手帳を見せてきて、
(フィジーには、そんな制度が整っているのかと感心。)
いろいろ話した挙句、お金をちょうだいと言ってきた。
他にも、まぁ感じることがあり・・・
貨幣経済へ移行していくって難しいなと思った。
ソロモンは今くらいのままがいいのかもって、正直思う。

マクドナルドと日本食も堪能して、キレイな朝焼けをみながら
フィジーを後にした。

久しぶりの一人旅にちょっとわくわくしつつ、入国したフィジー。
アンテナもめぐり合わせも五感もなかなか良い感じ♪♪
一人旅だからって、ずっと一人がいいってわけではない。
いろんな人と話をしてこそ、楽しめるもの。
同じ時期、ヨーロッパ一人旅へ出た友達がいて、
たまたまチャットで少し話を。
フィジーとハンガリーの気温差50℃!! ひょえー!!
二人して、『一人旅って大事だね。』って。
わからない人には、わからないのかもしれないけど、
きっと私は、いくつになっても一人旅って、やめられないかもなぁと、
今回、改めて思ったりした。
もちろん、誰かと一緒も楽しいのだけどね。

はやくソロモンに(というよりギゾ島に。)帰りたいと思いつつ、
帰りたくないような、そんな満足感に満ちた旅の終わりでした。
ソロモンに到着して、シャイなソロモン人にホッとしたし、
かわいい子供にも癒された。


ちょっとテンション高めで、任国外旅行について書いたけど、
なんだかんだ言っても、私はソロモンが赴任国で良かったなって思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿