ソロモンは蚊が媒体となって起こるマラリアの危険地区です。
この2年程で、マラリア件数は激減していますが、まだまだ多い。
国内では、首都ホニアラが一番のマラリア汚染区なのだけど、
首都でマラリアがまだまだ残っている国は珍しいんだとか。
38℃以上の発熱があれば、まず疑われるのはマラリア。
『風邪をひいた。』と同じくらいの受け取り方です。
正直、日常的過ぎて、あまり危機感がない。
アフリカでは、マラリアが原因で亡くなる人も多いし、
危険なものとして認識されているらしいけど。
南国は食べ物がある分、大らかなのかもしれません。
マラリア脳症で後遺症が残る子たちは、けっこういるのですが、
マラリアの認知度とともに、それも何となく減ってきているような気がします。
蚊が媒体となって起こるもうひとつの病気・デング熱。
中南米、アジアでよく聞きますね。
しかし、ソロモンをはじめとして、
大洋州の国々ではほとんど発生していませんでした。
そのため、ギゾでは検査することすらできなかったくらいです。