2011年5月21日土曜日

日本の地震のこと。

フィウ村に滞在中、日本の地震・津波の被害に対しての募金活動が行われていました。


現金収入のほとんどない村なのに、募金をしてくれてる人がたくさん。
その気持ちには、胸が詰まる想いでした。
ありがたいことです。
遠く離れたソロモンでも、地震のことは新聞を読んだりして
みんな知っています。
新聞で大きく取り上げられたそうです。
だから、ソロモンに入国してから、いろいろな人に
『地震があったのは、日本のどのあたり?』』
『地震の被害はどうだった?あなたや家族は、大丈夫だったの?』
とよく聞かれていました。
今でも、私が日本人だとわかると、よく聞かれます。
小さいことかもしれないけど、これって凄いことだなぁと思います。
たぶん世界中でこんな会話がされているんだろうなと思います。


地震の後、海外の友達から心配メールが届いた時もそう思った。
『いつでも頼ってきてくれて、いいから。』
その気持ちはとってもうれしかった。
国籍とか距離とか関係なく、心配してくれる人がいるということは
凄いことだと。

情報共有のために、活動してる友達が何人もいる、
原発近く出身で、情報収集や提供、チャリティーを開催している友達
被災地へボランティアに行く友達
子育て真っ只中の在仏中に、チャリティーのお手伝いをしている友達
頼もしい友達がたくさんいます。
いいえ、きっと日本のみんなが、今、こうしてできることを頑張っているのだと思います。
被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。

ソロモンも地震の多い国です。
私の働いているギゾ島でも2007年に大きな地震があり、
大変な被害が出たそうです。
海沿いに建つ病院は、何メートルも浸水したそうです。
小さな村では、家が倒壊。
現在も『津波で家がさらわれたから立て替えてるんだ。』
という言葉を耳にすることがあります。
ソロモンに赴任してからも、何度も揺れを感じる地震があります。
日本と違い、地震速報が流れるわけでもないので、(TVがある家庭はほんのわずか。)
正確な情報を得るのは正直難しい。
日本にいる友達から、『ソロモンで地震あったみたいだけど、大丈夫?』とメールがきて
はじめて、他の島で地震があったことを知ったこともありました。
これ以上地震で悲しむ人がでないことを祈るばかりです。

0 件のコメント:

コメントを投稿