"ENVIRONMENT WEEK(環境週間)"ということで
毎日、朝から夕方まで、いろいろなイベントが行われていました。
ちょっとしたお祭りのような感じだった。
MSGというイベント会場(と言っても、屋根と舞台があるだけ。
いつもは、船待ちの人がいっぱい寝てる場所。)は連日たくさんの人。
677というソロモンのアーティストがライブをしたり、
学生たちの行進があったり
環境にまつわるプレゼンテーションがいくつもあったり、
歌唱大会があったり、
フラワーアートコンテストがあったり、
ハーフマラソン大会があったり。
研修も休憩の食事を楽しみにしてるのが一般的なように、
こういうイベントもいかに人に参加してもらうかが重要。
ということで、進め方もちょっとおもしろいなぁと思った。
ライブで何曲か披露した合間に、司会者が出てきて
少しゴミの話をしたり、
1つのプレゼンテーションが終わると、ローカルなカスタムダンスが披露されたり
音楽かけたり。。
カスタムダンサー!?のみなさん。
でも、こういうイベントもやっぱりソロモンタイムで
時間通りになんて進まない。
というか、まず時間通りに朝一番から始まらないんだから
仕方がないといえば、そうなんだけど。
毎日、2時間押しくらい。
ひどい(笑)
学生たちの行進は、ギゾ島全土の学生さんたちが参加。
かちっとしたものではなくて、とつてもだらっーとしてたけどね。
小さい子たちの行進は本当にかわいい。
小学生の制服はこんな感じ。
女の子はワンピースタイプのセーラー服。
小さい子たちが着てると、セーラームーンみたい(古い!?)。
高学年になるほど、だらだらとしていた印象。
そして、会場であるMSGには、ぎゅうぎゅうに学生さんたち。
概算でも1000人以上いる。。。
ギゾ島の人口は、確か6~7000人くらいだったはず。
いかに子供が多いかがよくわかりました。
同任地隊員がペパーの再利用のアイディアとして
ペパーアートを紹介してました。
私の印象では、ソロモン人は、編みこんだものが意外と好き。
だから、これは、興味をひいたはず。
歌唱大会で優勝したのは、若者グループ。
ラップっぽいのを歌ってた。
同僚に"今日、あの唄(大きな栗の木の下で)、歌いにいくよ。"と
言われていたのです。
が、仕事のキリがつかず、いけなかったのです。
あの舞台で披露するには、あまりに貧相すぎる。。。
なので、行けなくて良かったー。
振り付きの方が興味をひいてた印象だったので、
パフュームとか披露したら、ウケが良かったかも!?
なんて思ったり。
もちろん、踊れないけどね。
フラワーアートは、個性的というか、なんというか。
こんな感じです。
677のライブは、ウエスタン州でたくさんの人が使っている
"ロビアナ"ラングスの唄もあったり。
何より、久しぶりに聞いたバンドサウンドに心躍りました。
意外と私好みのドラムサウンドだったのが好印象の理由でしょう。
最終日は、ハーフマラソン大会。
スタート時間は、前回同様早くて、6:30。
この日は、3時頃にざっと少しだけ雨が降ったから
涼しくなかなかの気候。
(最近、前より暑くなってきて、夜でも30℃を下回らない日が多くて。)
ソロモンに来てから、暑さを言い訳に全然走れていなかったので
今回は、FUN部門の10kmに参加。
10km部門のスタートは7:00だと聞いてたのに、何故か8:00に変更されて。
結局、8:16にスタート。
8時過ぎるとかなり暑くなるのですよ。
なので、それは辛かった。
健闘の結果・・・
10km女子で3位という結果でした。
と言っても、10kmに参加した女子は10人くらいだけど。
大半が10代の若い子たちばっかりだったので、それを思えば
私的には、大健闘!?
練習不足と暑さとアップダウンが1つあるのを考慮したら
目標タイムは達成です。
全然早くないけど。。。
1時間は切って、57分なので良しとしましょ。
今回はね。
マラソンと言っても、みんなすごい走り方で・・・
スタートダッシュがすごくて最初はビリだったのです。
周りは、ちょっと早く走って歩いてのインターバル。
それでは、10kmもつわけがない。。。
案の定、5km過ぎからは、みんなペースが落ちていきました。
8km過ぎで前を走ってた人がリタイヤしたので、めでたく3位。
ちなみに、リタイヤした彼女は、その後、ゴール地点に車で
運ばれてきたのだけど、熱中症と筋肉疲労で軽いパニック状態で大変でした。
救護隊がちゃんと・・・!? 対応してました。
私も数年前に、日本で暑い地域のマラソン大会でゴール10m手前で
意識消失して病院に運ばれた経験があるので、あまり他人ごととは思えず。
応援は『RUN RUN !!』と。
走ってるって!と突っ込みたくなる気持ちをそっとしておきました。
ゴール付近には、私のことを知ってる人がいっぱいいて、
『Maki Maki』と応援してくれました。
不思議なもので、こういう応援があると、力が出るのだよ。
ゴールすると、有名アスリート並に、さっと3人くらいのスタッフが
やってきて、体の冷却とマッサージをしてくれます。
こんな風に。
急激にこんな風に足を冷やして大丈夫かな・・・なんて思いつつ。
私は、しばらく歩いてクールダウン。
ゴールになってるSAERAGI村は、ギゾ島の端っこの村。
Vella Lavella島が見えて、海がとってもキレイ。
今回の参加者の最高齢は、70歳。
本当は、ハーフに出たかったらしいんだけど、
主催者に止められて2kmに参加。
ソロモンの定年は、55歳なんたけど、人手不足だったりして
去年までギゾ病院で働いてたナース。
時々、病院にやってきて、唄を唄って、踊って、いつも陽気。
途中で拾ってきたココナッツリーフを日よけにしながら
トラックを引っ張っているという設定でロープを体に巻きつけて
ゴールしてました。
ゴール後もずっーと踊ってた。元気な人だ。
いっぱい踊ってたー。
外にずっといると、体が疲れるよね。
私は体がぐったりでちょっと昼寝をしてから、
PC使いたくて、病院に行ったら、
彼女は、マラソンの格好のまま、病院におしゃべりしにきてました。
恐るべし体力。
参加費は、ハーフマラソンは50SBD(550円)、10km20SBD(220円)、
2と5kmは10SBD(110円)。
それと、Tシャツの購入が今回は必須。
最初、ゼッケン込みで110SBD(1210円)と言われたのだけど、
私がお金を払う時には、小さいサイズは70SBD(770円)に変更されてた。
Tシャツはカラフルにいろいろあって、なかなかかわいい。
この受付もなかなか大変で、最初は申し込もうにも
ATMにお金がなくて、お金が下ろせなくて・・・
(銀行なのにお金がなくて下ろせないっていうこともあるらしい。)
週明け、ようやくお金は用意できたのだけど
今度はTシャツが不足してるとかで申し込みできず。
何回、申し込み場所に足を運んだんだろう。
今回のマラソンはスポンサーがいたので、ハーフの人の賞金は豪華。
ちゃんと、男女別。
1位 5000SBD(55,000円)
2位 3000SBD(33,000円)
3位 2000SBD(22,000円)
準看護師の1ヶ月のお給料が1000SBD(11,000円)
正看護師は、4000SBD(44,000円)。
それと比較しても、豪華賞金ということがわかってもらえるかと。
日本円で聞いても、うれしい額だよね。
先週の日曜日、ストアで買い物をしてたら、
横で真剣に靴を選んでる男性が。
"マラソン出るの?"と聞いたら、
ちょっと照れくさそうに"そうだよ。"と。
彼は、本気で賞金を狙っていたに違いない。
顔をはっきり覚えていなかったので、GETできたかは不明。
前にも書いたかもしれないけど、ソロモンでは靴を持ってる人が少なくて。
ハーフに参加した人の中にも靴下やビーサン、裸足で走ってる人がいました。
ハーフ4~8位までの人は、携帯電話が賞品。
ちなみに、FUN部門は、1位が500SBDで、それ以外はなし。
なので、私は何もなし。
ハーフに出てみても良かったなー。
とちらっと思いました(笑)
ハーフも女子は12~3人しかいなかったからね。
あの感じだと、8位には入れたと思うなー。
ちなみにハーフ女子1位は、オーストラリアからの研修ドクター。
そして、驚くべきは、3位。
うちのクリニックに通っている4ヶ月の妊婦さん。
恐るべしソロモン女性。
ただ、このハーフマラソンにはオチがあって・・・
実際はハーフではないんです。
私が見てたインフォメーションには、最初ゴールと反対方向に走って
ちゃんと距離調整してハーフになるように書いてあったのだけど、
当日、スタートを見てたら、ゴール方向に向かって走り出してた。
間違えたのか、変更したのかはよく知らないけど、
調整分が省かれたのです。
なので、ハーフマラソンと言いながら、17キロくらい(笑)
なんともいい加減。
タイム聞いてても、ハーフのタイムは計測失敗したんじゃないかと思います。
10km地点通過タイムと差し引きすると、ありえないタイムだったもの。
先週がにぎやかだったので、そのギャップで街が静かに感じます。
次は、11月になにやらイベントがあるみたい。
楽しみです。
そして、最近またまとまった雨が降ってなかったので・・・
6月に引き続き、レインタンクが空っぽになってしまった。
前ほど、テンション下がってないけど。
9月に入ったくらいから、ちょっと危機を感じてたんだよね。
だから、節水を心がけて、よくもった方だと思う。。。
昨日は、昼間に30分くらい雨がざっと降ったから、
タンクとは別に、なんとか水浴び用の水は確保。
トイレ用は、家の下のキレイかわからない湧き水を汲んできた。
この湧き水で体を洗ったり、洗濯してる人もいるのだけど・・・。
私が大家さんに聞いたら、キレイかどうかはわからないと言われたんだ。
実際、大家さん一家はその水使ってるの見たことないし。
キッチン用は、確保してあったもので何とかまかなってる。
(あと一日もつかどうか・・・。)
気休めに照る照る坊主、逆さまにつるそうかなと思ってたところに
夜また少し雨が降った。
タンクに水がたまるには、まだまだ時間がかかるな。
神様はうまいこと、調節してるんだろうな。
マキさん!!
返信削除どうもマチュピチュで一緒だったタケです。
マキさんのFacebook見てたら、、、ブログもやってたんですね!しかも何やら楽しそうなことしてるし~おもしろそうな生活だぁ~
そっちで働いてる感じでしょうか。
いやぁ~海きれい。
ブログ見させてもらいますね!
頑張ってください!
☆タケさん
返信削除ありがとう~。
青年海外協力隊として、ソロモン諸島の病院でナースとして働いてます。不便なこともあるけど、刺激的でスロースローに楽しく生活してます!!
海キレイでしょー、それだけでだいぶ癒されますよ。