2011年10月28日金曜日

グレゴリー氏。

ワクチン管理研修の帰りの飛行機で、
『日本人?』
『もしかして、ナース?』
『グランドの裏に住んでる?』
と突然話しかけられて、びっくりしていたら、わが家の持ち主のグレゴリー氏でした。
(シェルマネーのネックレスを撮らせてもらったから、バイヤーみたいな写真しかないけど。)



わが家にある家具や電化製品は、驚くほど充実していて、
前住人は欧米人だろうと思っていたけど、ソロモン人でした。

彼は、今、ニュージーランドに留学中。
彼の一時帰国で、いろいろな事実が発覚!!

わが家の最大の難点の水問題がまず解決。
これは、そうとう感嘆の声をあげたねー。
わが家には、レインタンクが2つ。
そのひとつが機能していない疑惑が水が足りなくなるたびに
私の中にあった。
そう、実際に機能してなかったのだ・・・。

引っ越してきた時、水を出すには、ポンプのスイッチを入れてと教わっていた。
水道をひねるたびにポンプが動き、言われたことに疑いもなかった。
でも、このポンプは、水道から水を出すためのものではなく
大きいタンクから小さいタンクへ水を送るためのものだった!!
パイプの途中に蛇口があって、そこを調節することによって
タンクだけへ送るのと、直接水道におくるのを調節できるらしい!!
上の小さいタンクへ送れば、ポンプのスイッチを入れなくても
オーバーフローで蛇口から水が出る!!

ポンプがうるさいのと、ポンプの電気代がけっこうかさむから
いつも夕方16~19時のだいたい3時間くらいだけ、ポンプのスイッチを入れて、
蛇口から水を出してた。
その他の時間は、バケツや鍋に水をためて使っていたのだ。
それが、今では、いつでも蛇口から水が出る!!
ありがたい!!

これで、1ヶ月雨が降らなくても、水がなくなることはない。
あと、ポンプの電源を毎日入れなくなったおかげで、電気の減りが
今までの2/3くらいになった。(経済的!!)
それにしても、他の家族がそのことを知らなかったなんて・・・ね。

わが家の隠れ大家のミンディーさん。
女の子なので、妊娠する危険をちょっと心配してたけど、
ちゃんと避妊手術済みらしい。
手術前は、もっとおとなしい猫だったらしいけど、今はとてもお転婆さん。
新しい金の首輪のおかげでちょっといやらしい猫に見える。。。


ちなみに犬のゾロもちゃんとすんでるらしい。
雄なのに、気が小さくて、メスみたいだったから
密かに"ゾロコ"と読んでいるのだけど、
生物学上、本当にゾロコだった。

ソロモンでも、こんな風にちゃんとしてる人がいることが
目からウロコだった。
ちなみに動物病院は、首都に1件あるのみ。

グレゴリー氏がいる間に、裏の崖が恐ろしく崩れ、
物干し台が倒れてしまった。
大惨事。


でも、あっという間に対処してくれた。

崖を切り崩して、裏庭がちょっと広くなった。
庭のバナナを一気に収穫して、ベランダから海が見えるようになった。


おかげで、家の中がちょっと明るくなった。

1ヶ月の滞在中、ほんと心強かったー。
帰りの飛行機も私が首都へ上がるタイミングと同じだったので
同じフライトだった。
今度会うのは、来年。
今回、島へ連れて行ってくれる約束をしていたのだけど
私も余裕がなくて、実行できなかった。
それをちゃんと気にして、次会った時に連れて行くねって。
ソロモンでは、約束なんてあってないようなものだから
こんな風にしっかりした人がいることがわかっただけで
心が救われた気分。

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