ギゾのお向かいのコロンバンガラ島にある、
標高1600m程の山に登ってきました!!
任期中に登りたい!!と思っていたけど、
日本のように整備された登山道なんてなく・・・
(というより、現地人はほとんど登らない。)
ジャングルを登るわけで、なかなかハードそうだったから
ちょっと諦め気分だったけど、
他に登る人が現れたため、挑戦してきました。
まずは、ヴァンガ村へ。
ギゾからボートで1時間半くらい。
波が高めで、着くまでに全身ずぶ濡れ。
山が近くにあるってだけで、気候に変化があって、
同じ熱帯雨林気候でも植物がちょっと違って、興味津々。
湧き水で贅沢に水浴び。
使い放題の湧き水。
夜中、物凄い雨で、登山は無理だと諦めモードだった。
翌朝、だんだんと雨がやんで、出発することに。
ガイドのソロモン人も本当は行きたくなかったようで。。
『こんな天気だと行きたくないよね?』と聞いてみたら、
一瞬、『そうだね』と言いかけた(笑)
最初の2時間は、整備された道。
ひたすらこういう変化のない道というのは、とっても退屈。
途中で、石が刺さったらしくて、すでに足を負傷気味の私。
その後は、ジャングルの中へ。
道なんてもちろんなし。
入り口どこかもわからない・・・。
ガイドのソロモン人の経験と勘だけが頼り。
刃渡り50cmくらいのナイフを使って、
道を切り開きながら進んでいく。
多い茂る木、朽ちた枝や葉がずっとずっーと重なり合って、
山道はふかふか。森の天然クッション。
不思議な感覚です。
大きな木をまたいだり、くぐったり、よじ登ったり。
まさにリアルジャングル探検。
汗と湿気で全身、ずぶ濡れ。
わりと序盤で、足をつってしまって・・・
でも、もう後戻りできない状態で、わりとハードな登山でした。
ジャングルに入ってから頂上まで7時間。
頂上のあたりは、とても幻想的なコケの世界だった。
写真ではなかなか伝わりにくいかもしれないけど。
頂上は『え!?ここ?』というような小さな森の広場でがっかり。
疲れ果ててます。。。
お米と缶詰だけでも、おいしい夕食だった。
頂上で、1泊して。
女子組は、テントの中で寝させてもらったけど、
男子組は、寝袋で野宿。
さぞ寒かっただろうに・・・。
頂上の気温は、15℃くらいとか。(たぶん)
ギゾでは、25℃を下回ることはないので、随分と寒いよ。
男性陣に、本当に感謝☆
翌日の下山も道に出るまで6時間くらい。
道が道なので、下山だからと言って、そんなに早くないのです。
そこから平坦道をまた2時間。
石が刺さったところが水ぶくれになってしまって、この平坦な道は本当に辛かった。
ソロモンに関連するものしりとりや、医療系しりとりをして
気分を紛らわせながら、一生懸命歩いたのでした。
達成感よりも、疲労感が断然上。
道もさることながら、水5リットルに2日分の食料に寝袋、荷物の重いこと。
でも、登って良かった!!
ただ、もう2度と登りたくない(笑)
1日目9時間、2日目8時間。
一日ならまだしも、2日間このハードな道というのは、辛すぎる。
日本だったら、こんな危険なコース絶対登れないと思う!!
きっと遭難者続出だよ。
もうすぐゴールだぁ!というところで、ヴァンガ隊員がお出迎え~。
ご飯が作ってあって、とってもありがたかった!!
ヴァンガからの帰りの船は、波が穏やかで
全く濡れませんでした。
ソロモンは、週休の他に、
1年に4~6週間のお休み(ホリデー)が取れるシステムです。
そんなわけで、私も1ヶ月お休みをもらいました。
いつものお休みは、家でのんびりなので、
このホリデー中は、あちこちどこかへ行く計画です。。。
その第一弾が山登り~。
その後、首都へ。
今年に入ってから、飛行機の調子がいまいち。
1週間程、フライトキャンセルが続いてて、
首都へ行けるかかなり微妙だったけど、
予定通り上京しました。
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