2012年7月18日水曜日

ソ~レ!マキラ 2012 島巡りツアー

同期・秀ちゃんの観光開発企画のモニターとして、
22-3,22-4の7名で、マキラウラワ州へ行ってきました。
22-3のみんなとは、赴任が2ヶ月半くらいしか変わらないので、
『もう報告書出した?』とか『KTCの時って~だったよね?』とか
お互いうっかり聞いてしまう程です。ほぼ同期みたいな。
いつのまにかソロモンではこの2隊次が古株になってしまった。

マキラは、バヌアツに近い方に位置します。
なので、私の住むウエスタン州からは、700キロくらい離れていることになります。

マキラウラワ州の州都は、"キラキラ"という素敵な名前。
私が今まで訪れた州都の中では、断然、田舎でとてものんびりしています。
舗装された道はありません。


貨幣経済も他の州に比べて発展していないため、
マーケットの規模も種類もあまり多くはありません。(ソロモン人談)


"ソロモンタイム"と呼ばれる時間のルーズさがありますが、
マキラには、"マキラタイム"という、さらにのんびりとした時間があるようです。
ソロモンは、島国なので、州が変われば、人の気質も随分と違います。
その"マキラタイム"の影響か、マキラの人はさらにのんびり仕事をしていると
ソロモン人の中でも評判です。

ちなみに、ウエスタン州の人々は、よく働く人が多くて、
他国の援助に対してもわりと結果を出す方らしくて、
ウエスタン州独自に受けている援助もたくさんあります。
ま、と言ってもソロモン基準ですが。

キラキラを拠点として、スリーシスターズ、サンタアナ、サンタカタリナ、
全部で5つの島を訪れました。
ウエスタン州はサンゴも多いし、海が荒れるといっても、知れてる。
だけど、マキラは、オープンシーなので、普段から波は荒め。
船はもともと苦手だけど、エンジンボートでは全く酔ったことがないのに・・・
エンジンボートで初めて酔いました、そしてリバース。
天候も重なって、もう2度とボートに乗りたくない!!と思うほど
移動は私にとってハードだったけど、
ドライバーが20歳とは思えぬテンクニシャンだったので、
随分と救われました。
天候いまいちだし、移動はハードだったけど、島々は大満喫。

スリーシスターズ1つめの島では、
子供たちに島を案内してもらったり、
(外国人が来ることは珍しいらしく、子供たちのテンションの高いこと。)



マングローブにくっ付いてた牡蠣を収穫して、
生牡蠣・焼き牡蠣を堪能したり。


マットクラブ(1匹、25SBD=275円)を格安で購入して、料理したり、

スリーシスターズ3つめの島では、
ブルー過ぎる海に感動したり、
(雨の後なのに、透明度の凄いこと!! 10m以上くっきり。
サンゴがなくて、砂が細かくてマットだから、舞わないのね。)


サンナアナでは、ウルルン滞在記みたいな気分で
たくさんの子供たちの笑顔に囲まれて、

素敵なリーフハウスのレストハウスに泊まったり、


サンナカタリナでは、リーフハウスにホームステイさせてもらったり、
子供たちと海で遊んだり、

鶏を格安で購入して(1羽30SBD=330円)、塩焼きとスープを食べたり。


マキラのココナッツは甘くて有名!!
本当に甘かった!
バナナも有名なのに、食べれなくて残念。

とにかく子供たちにたくさん遊んでもらって、癒された1週間でした。
カメラを向けてもポーズをほとんど取らない、
子供たちは全然擦れてないのだ。
そんな自然な姿にホッとする。




ご近所さんに、お皿を借りたり、薪をもらったり、
チリをもらったり。
図々しくなった自分たちに、ちょっとびっくりしながら(笑)
なんだかお世話になりっぱなしのキラキラ滞在でした。

天候には恵まれなかったけど、水不足の村に雨を降らせたりもできたので、
良かったことにしましょう。
マキラ本島は、雨が多いらしくて、ギゾの各家に比べて、
どの家のレインタンクも小さいものだったのが印象的でした。

帰りは、空港に着いたら、飛行機が飛立って、かなり冷や冷やだったけど・・・。
それは別の便でした。良かった。
飛行機トラブル多発のキラキラで、往復ともに、定刻スケジュールだったのは、
かなり運の良かった証拠でしょう。

ギゾに戻ってきて『マキラはどうだった?』とたくさんの人に聞かれました。
ソロモンには、帰省以外で国内旅行をするというのがあまりないため、
ウエスタン州の人でマキラに行ったことある人は少ないのです。
マキラは人口も少ないし、ウエスタン州にもあまり来ていないし。
まぁ当然良かったよーなんていろんな話をするわけですが・・・
最後に『ウエスタンとどっちがいい?』と聞いてきます。
もちろん、『ウエスタン!!』と答える私にみんなにっこり。
ウエスタン州の人は、"ウエスタンLOVE"の人が多い気がします。
そんな私もやっぱりウエスタン州が一番好きです。
郷土愛という感じですね。

マキラに住んでたら、マキラNO,1だったと思うけどね。

2 件のコメント:

  1. Makiちゃん、マキラに行くの巻き。

    すれていない子供たちとの触れ合いがいい感じです。
    ソロモン、なかなか奥が深そうですネ。

    水中の写真の浮遊感が何ともいいですね。

    M&C

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  2. ☆M&Cさん
    地方に行けば、よりありのままな生活になるので、ほんと奥が深いです!!
    陸続きだと他からの情報量も増えるけど、こういう素朴さは、
    島国ならではなのかなと思います。

    水中写真は一緒に行った人からもらった写真ですが、いい感じですよねー。

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