2013年5月9日木曜日

フィウ村再訪問。

これも3月のことなのだけど・・・

赴任した当初、ビレッジステイで訪れたフィウ村へ行ってきました。
以前の記事はこちら。

世界ウルルン滞在記 ~フィウのシンプルライフ①~
世界ウルルン滞在記 ~フィウのシンプルライフ②~
世界ウルルン滞在記 ~フィウのリアルライフ~
ホームステイ ~最終~
ホームステイ ~その後~
日本の地震のこと。

約2年ぶりの再会です。
2年前は、携帯電話がつながらない地域だったので、
連絡手段がなく・・・
フィウ村のあるマライタ州で活動する隊員にフィウ村の人に伝言を頼むという
何ともアナログな方法で、再訪問予定を伝えたのです。

2年ぶりの再会は、思ってた以上にときめきました!!
ちゃんと覚えててくれるものですね。
他の家に滞在してた同期2人のこともちゃんと覚えてて、話題になりました。


築25年のリーフハウスは、取り壊されていて、
新しいリーフハウスに引越し住みでした。
自分で建てたらしい。すごいね。

以前は、子供とばかり話していたけど(語学の問題で・・・。)、
今回は、大人とソロモン文化や日本のこと、たくさん話した。
やっぱり、話せるって楽しいなと改めて思ったのでした。

滞在中、物凄い大雨で、家の裏の湿地が湖に変身。
カヌーまで繰り出すありさま。

                 

川もかなり増水してました。

イースターだったので、ドラマ仕立ての教会イベントに参加。
隣村からみんなで歩いて、ドラマを完成。
イースター初日だったので、キリストが罪を背負って、処刑されるシーンです。
十字架に掲げられたり、しっかりと演技してました。

                 

先輩隊員の名前を引き継いだサトミくんももう2歳。
時はちゃんと流れてます。

                 

以前より村の中にお店が増えていたり、
ソーラーランプを使用するようになっていたり、
お客さん用に囲いのあるトイレがひとつできていたり、
以前は職がなかった人が働きに出ていたり、
本当にちょっとずつだけど、村の中でも変化が出てきてる。

でも、村人は、今も変わらずトイレは海、
湧き水を使っていたり、
ブタが村の中を歩き回ってたり、
火を炊いて、ごはんを作ってたり、
素朴な暮らしがフィウにはたくさん残っています。

この2年で、たくさんの村を見たけど、
フィウ村はやっぱり素敵な村だなと改めて感じました。

ただ、一見、整備されていてきれいなのだけど、
わき水を使用していることや、水はけが悪いこと、
そんなことの影響でか、マラリアが多かったり、
ホワイトスポット(カビの一種)を持っている人が多かったりする現実。

2年前には感じられなかったこと、感じたけどよくわからなかったこと、
いろいろ自分も変化したなぁと、実感。
フィウ村は、私がソロモンと関わるにあたっての原点なのだと思います。
大切なしないといけないことを、最初にたくさん教えてもらった場所です。

もう60歳を過ぎているフランクさん。
『あと5年は元気でいると思うから、またいつかおいで。』
がやけにリアルに響いたのでした。

再会できて良かった!!

フランクさんファミリーと。

                      

その他の写真いろいろ。

                      

                     

                                          

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