2012年6月16日土曜日

ショートランド 2

近くの無人島へシュノーケル。
サンゴがあんまりきれいではないなぁーと思っていたら。
いました、オニヒトデ。

浅瀬でジャンプしてみたり、





宇宙人みたいな貝に夢中になったり、

念願のウミガメとの2ショット!!


水草をのんびり食べていたウミガメを後からそっと捕まえたらしい。
すごいぞ、グレイ!!


娘のモニカも10歳にして、立派なアシスタントだった。
海辺を歩きながら、上をちらちら。
取れるココナッツがないか、探していた。
そして、何mあるんだろう、随分高い木に登って、
ココナッツを取ってくれた。
こんな風に絵を描いてるところは、とても子供らしいけど。


私たちが遊んでいる間にグレイが釣った魚は、お土産としてくれた。

泊まっていたゲストハウスは、教会系の学校が経営しているところ。
1泊100SBD(1,100円くらい)。キッチン付で自炊ができる。


Nilaには、食堂があるわけでもなく、簡単な商店が1件あるのみなので、
自炊が基本。
そのためにいろいろと食料を持参していた。
マーケットもなくて、必要なら、畑のものを売ってくれるとのこと。
生の魚をもらったり、スモークした魚をもらったり、
ゆで芋たちをもらったり、
畑に行くまでもない野菜をもらったり。
持参してたものと、もらいもので、ほとんど賄うことができた。

ある日は、学校の校長先生に、食事に招待された。
他の島へ帰る学生の送別会みたいなものだと聞いていたのに、
出かけていったら、私たちのウエルカムパーティーだった。
唄と踊りとレイで出迎えてくれて、デザート付のおいしいごはんたち。
ギターを借りて、私たちからも2曲の唄を送った。


ソロモンでは、ウミガメの保護を行っている一方で、
ウミガメを食べる文化がある。
この間、捕まえたウミガメは、大切な食料になるのだと聞いて、
ウミガメの解体を見させてもらうことにした。

ウミガメを保護していることは、村の人たちも知ってる。
保護区では、獲っていないこと、彼らのこともリスペクトしていること。
でも、ウミガメを食べるのは、自分たちの昔からの文化であると話してくれた。
自給自足の生活の中では、大切な食料なのです。
自分たちの文化をこうして、胸を張って、伝えることができるのは、
すごいことだなと思った。

脊髄損傷をさせ、動けなくした後で、ナイフで解体された。
甲羅をあけても、動く内臓、物悲しく見えるウミガメの目。
こういうのを見ても、私たちだって、食べることができるんだから、
人間の野生の部分を感じざるを得ないよね。
大切な"命"を頂いているということは、忘れてはいけないけれど。


カメの腹板は、あぶって皮をはぐ。
手足は、お湯をかけて皮をはぐ。
何とも香ばしいにおいがする。
スープにするのがおいしいんだとか。
内臓は、肝臓だけ食べるらしい。
子供たちが楽しみにしてた。

カメのお肉は、鶏肉みたいな感じ。
カレー味が合うんだって。
おいしかったよ。


グレイの甥っ子と孫。
ジミーとトミーがかわいがってる子犬。
"ジト"と名づけられてた。


滞在中、教会のユースイベントがあった。
メインイベントのダンスは、スタートが夜遅くで
オールナイト。
夜中の3時だというのに、皆、昼間と変わらないテンションだった。


島には、自家発電機があって、夜の数時間だけ稼動。
なんとココナッツオイルで動かしていた!!
しかも、灯油とかより、長持ちなんだとか。

レストハウスも居心地良くて、とってもリラックスした。
キャンドルナイトしたり、トランプしたり、
読書も進んだし、よーく眠った。
泊まり合わせていたソロモン人も、ソロモン人らしからぬ考えの
とてもしっかりした人たちで、すっかり友達になった。

7泊8日の滞在も、すべて楽しく終わるのかと言えば・・・
ま、ソロモンなので、そんなわけはなく。

帰りの飛行機が来ないかも知れない!!
数日前から聞いていたのだけど。
滞在2日目から、携帯のアンテナトラブルで外部との連絡遮断。
航空会社の事務所代理店は別の島。
どうしようもないので、様子を伺っていた。

飛行機が来ないかも知れない理由はもちろん、滑走路の草。
滞在中、ショートランドには久しぶりに毎晩雨が降り、
昼間はピーカン照り。
草は伸び放題。
まさに草原と化していた。
猫じゃらしなんて、私の身長より高くなってた。


最近、草取りで契約してた人が変わったらしく、
今まで契約してた人は、草刈機を持っていたのに、
新しい人は持っていない。
しかもその人は、今ギゾにいて、草刈できない・・・。
早く戻ってきてーと願っていたけど、戻ってこなかった。。。

何回も、何回も、みんなでいろいろ話し合って、
結局、隣のチョイセル州タロまで行くことに話がまとまった。
タロからの飛行機は週3便。
早く帰れる確立が高くなる。
ショートランドからボートで3時間。
ボートチャーターも燃料代も高い。
でも、それもうまく話がまとまった。

さて、無事帰れるのかドキドキ。

つづく。

4 件のコメント:

  1. たーのーしーそーうー!!!!!!!!!!!!!

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  2. お久しぶりです。
    すっかり島人!生き生きしてますね一!
    そしてHAPPY BIRTHDAY☆
    同じ6月生まれで丁度20日違いなので
    覚えていましたよ一。

    私は介護施設に就職して数ヶ月。
    大変なことも多いけれど基本的に
    楽しくやっています。
    5日間の夏休みを頂き、イギリスへ行ったり。
    田舎街が特に良かったです*

    貴重な島生活。
    毎日幸せでありますように!

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  3. うらやまし過ぎ!!
    いいですねぇ~。
    行ってみたいで~す。

    行ったはいいけど、ちゃんと帰ってくることもかなりの冒険ですね。

    M&C

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  4. ☆ひらはらさん
    たのしかったよー!!
    でも、まだ野生のワニ見れてない!!

    ☆よりちゃん
    ありがとう。よりちゃんももうすぐ誕生日だねー。
    気がつけば、出会って3年経つんだよねー。
    仕事に旅に、楽しんでいるようで何より。
    ヨーロッパの田舎町、また行きたいなー。

    ☆M&Cさん
    何もなければラッキーという冒険度。
    交通の便がもっと良ければ、いいのですけどねー。
    最近、特に、飛行機の故障が多くて、フライト大変なんですよ。

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