2011年11月30日水曜日

広域研修が終わって。

帰りの飛行機は変更やトラブルなくスムーズ。
首都ポートモレスビーは治安がよろしくないので、
ホテルの敷地内から出てはいけないという通達。
疲れもたまっていたので、ホテルでぐったりと休んでいました。
バスタブがあったから、またしばらく入れないだろう湯船を満喫。

夜は、PNGの調整員宅にお招きされて、
心躍る日本食の数々をいただきました。
ちらし寿司(いくら)、明太子、お刺身、からあげ、エビフライ、ラーメン。

2011年11月26日土曜日

ワークショップの裏側。

今回の広域研修で、大変なこともありました。
それは、同行したソロモン人との感覚の違い。
ソロモンからは、隊員3名と、ソロモン人2人が参加。
私たち隊員と同行のソロモン人とは、同じ額の日当(食事代や交通費)を
もらっていました。
額で言えば、十分な金額。

普段、レストランでご飯を食べる習慣のない人たちです。
いくら日当をもらっているからと言っても、
やはり食事にそれだけお金を使うのは抵抗があるのか・・・。
誘う方も断る方も、それはそれは気をつかいました。

2011年11月25日金曜日

広域研修 ~ワークショップ4,5日目~

最後の2日は、症例検討。
3グループに分かれて、それぞれの患者さんの評価をして、
目標設定をし、アプローチ方法を考えるというもの。

私のグループは、脊椎損傷の少年。
落ちてきたココナッツが首にあたり、脊椎損傷となってしまったそう。
南国ならではの原因、もちろん、ソロモンにもこういう事例はあるらしい。
今、まさに回復期でどんどんとADL(日常生活動作)がアップしているところ。
最初に聞いてた情報よりも、はるかに動けていました。

動作を確認しながら、直接、情報収集をした。


2011年11月24日木曜日

広域研修 ~ ワークショップ3日目 ~

3日目は看護師の講義。
講義担当は私。
テーマは、『クリニカル環境を改善しよう!!』ということで
"5S"と"スタンダードプリコーション"の講義と手洗いの実践。
5Sは、日本で企業や病院に勤めてた人なら、知ってるかな。
(整理・整頓・清潔・清掃・しつけのこと)
スタンダードプリコーションは、医療者にとっては常識であって当然で、
すべての血液や体液は、感染の危険があるものとして接するという、
標準予防策。

ソロモンでは、衛生概念や感染に対する意識が低い。
(私の要請内容でもある。)
これは、多くの途上国で言えることだと思う。
なので、今回は、このテーマを選んだのです。
英語での講義、緊張しました。



2011年11月23日水曜日

広域研修 ~ ワークショップ2日目 ~

2、3日目の会場は、ホテルから車で4~50分くらい。
ラバウルには、まだ活動してる火山があり、
数年前にも大きな噴火があったそう。
道中、火山灰の舞う地域もあった。

会場である病院も数年前の噴火の影響で、
被害を受けたそうで、院内には使えなくなってしまった施設もあるみたい。
屋根もこんな。


2011年11月22日火曜日

広域研修 ~ワークショップ1日目~

ホテルからみんなで車で移動して、研修会場へ。
今回は、参加者の多くがホテル滞在だったのもあって、
時間に関しては、一括管理がしやすかったのかも。
ソロモンタイム(時間にルーズ)があるように、
他の国にもこうした時間のルーズさはあるみたいだし。
早めに設定してくれていたおかげで、
時間にルーズにならず、初日が運営されました。

初日は、一般公開されていたので、たくさんの人が。
今回の参加国は、PNGとサモアとソロモンの3ヶ国。
CCMモデルに沿った各国紹介、隊員の活動概要、
PNGにおけるリハビリ関連のことなど。
各国の概要的な内容、いわゆる、導入部分ですね。
聞いてるだけ(しかも英語)、集中力にも限界があります。
体調も手伝って、午後は特にぐったり。
PNGのお偉い方の英語が早口でほとんど聞き取れなかった。。。

2011年11月21日月曜日

PNG。

9月からずっーと、なんとなく忙しかった日々がようやく終わりました。
ソロモンに戻ってきて、2週間経って、ようやく疲れが全部抜けた感じ。
滞ってた日記もさかのぼって、アップしました。

10/31~11/6までリハビリ関連の広域研修のため、
パプアニューギニア(PNG)へ行ってきました。
広域研修とは、隊員企画で、
近隣国の同系職種隊員や現地の人を集めて行う研修のこと。
このリハビリ関連の広域研修は、今回で4回目。
去年は、ソロモンで開催されたらしい。

PNGと言えば、協力隊では、治安の問題で女性の派遣が禁止されている
世界で唯一の国。
仕事の関係でPNGへ行っていた友達の話でも、あまり印象は良くなかった。