2011年3月11日金曜日

最終日!?

あまり実感のないまま、最終日。
同じ空っぽの部屋でも、到着した日の無機質な感じではなく、
思い出がたくさん詰まった名残惜しい感じで、部屋を後にした。
体育館に並べられた荷物を見て、本当に最終日なんだなぁと実感したのでした。

修了式。


この訓練は終わらないんじゃないかというくらい先の見えなかった訓練当初。
でも、終わってみると、あっという間だった。
楽しかったけど、適度にストレスもたまって。
毎日毎日、こんなに濃密に勉強して、いろんな人と話をして、こんなにも充実した日々は
今までの人生でも、きっとこれからの人生でもないんじゃないかと思う。
KTCに入る前、OBの友達から『楽しいから心配ないよ。』と言われた理由が
今はしっかりとわかります。
不思議と言えば不思議な65日間。

代表者のお礼の言葉を聞きながら、この65日間のことをいろいろと思い出した。
訓練当初175名だった訓練生は、172名になった。
一人減るたび、とても寂しい気持ちになってた。
皆が任期を全うして、無事帰国できますように。
そう切に願う。

壮行会。
訓練所内で唯一堂々とお酒が飲める日です。


これから2年会わないなんて、正直、まだ実感できません。
いろんな人に声をかけつつ、お別れタイム。

みんなにお別れをした後・・・バスで東京へ。
のはずが、震災の影響で、まさかの研修所リターン。
幻のKTCでの65日目の夜を過ごすことになったのです。
宿泊棟を開放してくださって、感謝です。
14:30に研修所を出たバスが戻ったのは22:30。
疲労困憊でした。
そして、さらにTVで見る映像は、目を疑うものばかりでした。
言葉にならない想いばかり。

バス係の皆さん、本当にお疲れさまでした。
65日いろんな人と話をしたと言っても、話したこともない人もいるわけで
おまけの時間で『はじめまして。』なんて話をした人もいた。
バスの中で、八重山のマニアックな話をしたりもした。
そういう意味では、収穫のあった時間だった。

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