2013年1月7日月曜日

アナボン~その1~。

クリスマス前の休暇と少しお休みをもらって、
イザベル州アナボンへ行って来ました。

大好きなJoyceがPNGから10ヶ月ぶりに帰ってきた!!
Joyceファミリーがアナボンに寄り道しつつ、
イザベルの故郷へ帰省するということで便乗させてもらいました。
ソロモン人には、帰省以外に旅をする習慣(余裕?)があまりないため、
とても貴重なケース。
ちなみに、ホリデー中は帰省費用を職場が負担してくれます。
日本と比べて物価が安いと言っても、
燃料代は日本と大差ないし、移動費はけっこうな出費。
だから、今回のJoyceの旅費のように、月給の倍くらいでも出してもらえる。
(なんという太っ腹。うらやましい。)

アナボンは、自然保護区になっている地域でウミガメの保護を行っています。

ギゾを17時に出発と聞いていたのに、結局19時に出発。
(1~2時間は待つの当たり前なソロモンタイム。)
真っ暗な中ボートに乗ったのは、初めてでした。
半分くらいの月でも、とっても明るかった。

まずはコロンヴァンガラのTukiへ。
同僚ハレットのお母さん宅で一晩お世話になりました。
ハレットにそっくり!!



Tukiに着いたのは、21時くらいで、それからご飯を炊いて
22時過ぎの夕食。
そんな時間に到着しても、嫌な顔せずに迎えてくれるのは、凄いことだなーと思う。
この村は携帯が通じないので、私たちが来ること事態、
知らされていなかったかもしれない。

ハレットのお母さんは、いきなり現れたホワイトマン(私たち)にびっくりしたと
言ってたけど、すぐに打ち解けました。
22時過ぎの夕食にも付き合ってくれていて、
『夕飯食べてないの?』と聞いたら、食べたと。
お客さんが来たら一緒に食べるのがカスタムなんだって。
お客さんだけが食べて、それをじっと見ると嫌な思いをするかもしれないから、
一緒に食べるんだそうです。
普段はあまりそんな風には見えないけれど・・・
ソロモン人、けっこう気を遣う人種なんだよね。

翌日、7:30にTukiを出発してアナボンを目指す。
しかし、アナボンへは誰も行ったことがない。
若干、海の上で迷子になりました。
おまけに若干、波が高め。快晴すぎる天気。
エンジンの調子もいまいち。

だけど、途中で立ち寄った島がとってもきれいでした。


キリバス人の村にも立ち寄ったのだけど、
たまたまクリーナーのお母さんと子供に会いました。
ソロモンの世間は異様に狭い。
ウエスタン州で地方に行くと、だいたい誰かのワントクとか知り合い。

結局、Tukiを出てから7時間。
14:30にアナボンに到着。
さすがに腰も痛いし、焦げるぐらい焼けました。

キゾからアナボンは、ざっと概算で99マイル(約158キロ)。
結構な距離があります。
それをエンジンボートで移動するって・・・大変なことだな。

アナボン側は、私たちが来ることを聞いていなかったらしく・・・
こちらも同じく電話も通じない場所。
Joyceのだんなさんがこの島の土地の持ち主と友達いうことで、
話は落ち着いた。
ワントクをはやし立てるJoyceもすごかった!!
ワントクパワーは凄い。

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