日本サイドからソロモンサイドの管理となりました。
ウエスタン州の中で唯一ドクターのいるギゾ病院。
2007年のソロモン沖地震の津波によるダメージは大きく
しばらく、病院として機能しない状態が続いたらしい。
そのため、同規模の地震が来ても耐えられるような病院建設ということで
日本政府の援助で、この新ギゾ病院建設が始まった。
援助額は、20億円。
今、日本が大変な時なので、非常に言いにくいのだけど。
(2008年と2009年の予算から捻出されています。)
4年がかりのプロジェクトなので、それは組んでいただきたい。
あまり、一般には知られていないことだけど、
(私が研修を受けるまで知らなかっただけかもしれないけど。)
JICAと言えば、青年海外協力隊だけど、実際に協力隊に関わる予算は
ほんのわずかなのです。
その他のこういった援助が世界中でプログラムされているのですよ。
そんなわけで、鍵の受け渡しセレモニーが行われました。
こんな風に頭を花でデコレーションしてね。
ゲストには、花の首飾りをかけてました。
1週間前から、ランチ時間を利用して、
病院スタッフで唄の練習をしてました。
唄を歌ってると楽しくなってしまうみたいで・・・
だいたい誰かが踊りだしてしまう・・・、楽しい練習。
そして、2曲披露しました。
ありがとうを伝える、日本語の歌詞を入れたいと
スタッフからの要望で、ワンフレーズ。
私が提案したわけではないよ。
ネット環境の都合で重いファイルをアップするのが難しいので
サビの部分だけですが、お楽しみ下さい。
新病院は、建設に関わった会社やJICAからとの解釈をしている人もいて、
資金は日本の皆の税金からまかなわれているわけで
日本のみんなからなのだよとアピール。
そして、♪ありがとう、日本のみなさん♪を最後に入れました。
日本ではちゃんとお礼を言う時は、礼をするんでしょ、と某スタッフ。
そして、最後に一礼が導入されたのです。
唄の終わりの礼ではなく、ありがとうの礼なのです。
いろいろな方の挨拶の後、鍵の受け渡しがあり、
病院内見学。
ほとんどの人が初めて見る内部にテンションアップを隠せない。
みんな思い思いの場所で写真を撮ったりしてました。
中を見る前は、
2階建ての建物はあまりないソロモンなので
『地震で崩れたりしないか。』とか、
不安もよく聞いていたけど
いざ、目の当たりにすると、真新しいものばかりで
テンションが上がってしまった様子。
テンションの上がりすぎた危険な!?二人(笑)
ランチは、病院スタッフが手分けして作ったものを頂きました。
どれもおいしかった☆
テンションの上がりすぎた二人は、冷たいジュースで
クールダウン中(笑)。
ちなみに、この日は、待機時間や発声練習含めて、
朝から13時くらいまで唄練習とセレモニーと新病院見学。
その後、みんなでランチ。
ランチ会場(私の配属先)の片付けで一日が終わりました。
病院から50人以上参加していて、平日だというのに、
病院はどうしたんだ!?という感じです。
だから、週明けの今日は忙しかった・・・。
これから、ソロモンサイドで調理室とランドリーの建設が始まります。
実際に、新病院が運営開始されるのは、いつになることやら。
そこが一番の問題なのですが・・・。
早く使い始めることが、まず課題なのです。
日本だったら、出来上がる前にいろんな調整して段取り組むんだろうけど、
こちらでは、そうとはいかないのですよね。
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